サックスの歴史

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サックスという名の由来

サックスは正式には「サキソフォーン」ですが、実はこれ「サックスのホーン」という意味なんです。「ホーン」はラッパのことで、「サックス」というのはこの楽器を発明して世に送り出した人の名前です。アドルフ・サックスというベルギー人で、19世紀のことでした。

たいへんな発明家であり、サックスの他にもたくさんの楽器を考案製作しています。特許権の抗争で裁判の方も忙しかったといいます。

 

なぜサックスは発明されたのか

考えてみればサックスは異様な楽器です。先端がベル(アサガオ)になっている金属製のホーン(ラッパ)なのに、息の吹き込み部分はクラリネットのようなリード付きのマウスピースになっています。

こういう楽器はサックス発明以前にはなかったものです。私たちは生まれたときからサックスという楽器があったのでそれが普通に思えますが、発明当時は本当に異様な楽器に思われたに違いありません。

 

これは私の勝手な想像ですが、これを発明したアドルフとしては「してやったり」だったのではないでしょうか。ヨーロッパにはグリフォンのような顔と胴体が別々という想像上の生き物がいますが、楽器でそれをやってしまった感があります。

クラリネットやオーボエをホーンにしたらどうなるだろう...とワクワクしたに違いありません。

 

サックスはまだまだ歴史の浅い楽器

トランペットやトロンボーンなどの吹奏楽器に比べて歴史が浅いので、オーケストラや吹奏楽の古典楽曲で使用されることはありません。あるとすれば現代音楽です。活躍の場のほとんどはポップスやジャズなどの軽音楽でして、特にジャズにおけるサックスの人気と優位性は不動のものがあります。

オーケストラで使われないのは音色と音域が従来の楽器とカブっているからでしょう。ジャズはアドリブでの速い演奏(パッセージ)が魅力なので、ギターやピアノに台頭できるのがサックスだったわけです。

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