サックスのマウスピース

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マウスピースは音源である

サックスのパーツをその役割ごとに分類するならば、マウスピースは音源にあたります。そしてサックス管体が増幅器(アンプ)、ベルが音の出口(スピーカー)です。

サックス本体は高額ですがマウスピースはオマケで付属するくらいなので初心者はあまりマウスピースに関心が向きません。しかし、上達に支障をきたさないためにもマウスピースは定評のあるものを別途調達するべきです。

 

マウスピースはメーカーやモデルによって音楽のジャンルに向き不向きがあります。ただし、あるていど上手く吹けるようにならないと違いがわかりません。

アルトサックスよりもテナーサックスの方がマウスピースの違いをより明確に感じられ、基本的に音域が高くなるにつれて音色の違いが薄れる傾向。ソプラノサックスではほとんど違いはでないそうです。

 

マウスピースの構造と名称

ティップレールとは、息の入り口の横幅です。これが大きいほど多くの息を吹き込むことができるので力強くワイルドな演奏が可能です。逆に小さいと繊細でデリケートな演奏が可能です。

 

ティップ・オープニングとは、息の入り口の高さです。これが大きいとリードが大きく振れるので音が力強く豊かになります。逆に小さいと音色は硬めで繊細になります。

初心者にはティップ・オープニングは大きくても小さくてもよくありません。小さめのものは音出しは容易ですがコントロールが難しいです。

 

フェイシングとは、息の入り口の奥行きです(長いものがロングフェイシング、短いものがショートフェイシング)。ロングタイプはリードが長い状態で振れるので太くて豊かな音色になり、ショートはリードが短い状態で振れるので硬質で軽やかな音色になります。

ショートタイプの方がコントロールしやすいので初心者には向いています。

 

その他にバッフル(ティップレール付近の天井の厚み)やチェンバー(マウスピース内部の空間)も音色に影響します。バッフルが厚いほどパワフルになり、薄いと音程コントロールが繊細になります。チェンバーは様々な形状(サークルやスクエア)があって、それぞれ音色に個性があります。

チェンバーは一般的には「チャンバー」と呼びますが、なぜかサックスの世界(日本だけ)では「チェンバー」で統一されています。

 

マウスピースをいろいろ試してみよう

最初から付いてくるマウスピースはサックス本体のオマケにすぎません。あるていど値のはるサックスであれば付属のマウスピースもそれなりに良いものですが、しょせんはオマケです。できればマウスピース専門メーカーから特に評判のよいものを購入しましょう。

 

マウスピースの材質は普通、ハードラバー(硬質ゴム)です。価格は1万円~2万円。それ以下の安いものはプラスチック製ですのでやめておいた方がいいでしょう。その他に金属製のメタルマウスピースがありますが、あれはプロや上級者ご用達と考えてください。

ジャズやポップスならバンドーレン、もしくはメイヤーです。この動画ではいろんな材質のマウスピースを比較していますが、よく聴かないとわかりませんね。

 

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